第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会(サプライチェーン博)のクリーンエネルギーをテーマとしたイベントが16日午後、開催された。国家エネルギー局の関係者は、中国のクリーンで効率的なエネルギー生産・供給システムが絶えず改善され、世界最大かつ最も急速に発展する再生可能エネルギーシステムが構築されたと説明した。
中国はすでに世界最大で最も整った新エネルギー産業チェーンを構築しており、風力発電と太陽光発電の単機容量および稼働中の太陽光モジュールの変換効率で世界をリードしている。世界の太陽光モジュール部品の80%、風力発電主要部品の70%が中国で製造されている。
中国国際貿易促進委員会の于健龍副会長は、過去5年間で世界のエネルギー転換分野への投資が前例のない成長を遂げたと紹介。国際エネルギー機関(IEA)は「世界エネルギー投資報告書」の中で、2025年に再生可能エネルギーや原子力などのクリーンエネルギーに2兆2000億ドルが投資されると予測。中国は世界のグリーン転換における重要貢献者として、「一帯一路」沿線国とのクリーンエネルギー産業エコシステムの共同構築を推進し、100以上の国・地域とグリーンエネルギー事業で協力し、世界のクリーンエネルギーサプライチェーンの「安定措置」になっている。
博覧会の複数の参加者は発言で、公平で開放的なエネルギー市場環境はエネルギー転換を促進し、安全で効率的なクリーンエネルギーサプライチェーンを構築する上で極めて重要であると指摘。多国間・二国間エネルギー協力メカニズムを十分に活用し、世界のエネルギー産業チェーン・サプライチェーンの安定化と円滑化を共に維持する必要性を強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月17日
|
|
![]() |