国務院新聞弁公室は15日、記者会見を開いた。国家統計局が記者会見で発表した最新経済データによると、2025年上半期の中国の国内総生産(GDP)は前年同期比で5.3%増加した。経済の動きは安定を保ちつつ好転する傾向を示し、質の高い発展が新たな進展を遂げた。
上半期の中国の国内総生産(GDP)速報値は66兆536億元で、不変価格で計算すると前年同期比5.3%増となった。
四半期別に見ると、第1四半期のGDPは前年同期比で5.4%増、第2四半期は同5.2%増。また、第2四半期のGDPは前四半期比で1.1%増となった。
産業別では、第一次産業の付加価値額は前年同期比3.7%増の3兆1172億元、第二次産業は同5.3%増の23兆9050億元、第三次産業は同5.5%増の39兆314億元だった。
工業生産が比較的高い伸び率を維持。全国の一定規模以上の工業付加価値額は前年比6.4%増(第1四半期と同水準)。サービス業付加価値額は5.5%増(第1四半期比0.2ポイント上昇)。消費の成長が回復し、社会消費財小売総額が5.0%増となった。固定資産投資も増加を続けた。GDP成長への寄与率は最終消費支出が52%、資本形成総額が16.8%、物品・サービス純輸出が31.2%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月16日
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