国家統計局が15日に発表したデータによると、上半期の中国の国内総生産(GDP)は前年同期比で5.3%増加し、伸び率は前年同期および前年通年を0.3ポイント上回った。人民日報の取材に応じた世界の識者は、上半期の中国経済は安定つつ好調に推移し、質の高い発展において新たな進展を遂げると同時に、世界経済により多くの推進力と確実性をもたらしたと評価した。
BIノルウェー・ビジネススクールのカール・フェイ教授は、「中国経済の2025年上半期のパフォーマンスは予想を上回り、年間5%前後の成長目標達成に良好な基礎を築いた。中国経済は引き続き世界経済成長のメインエンジンとなるだろう」と述べた。
スペイン・マルクス主義研究財団のエディ・サンチェス・イグレシアス所長は、「中国がデジタル経済、スマート製造、グリーン転換などで達成した成果は注目に値し、特に人工知能(AI)、自動運転、ヒューマノイドロボットなどの分野で世界をリードしている」と指摘。さらに、「中国が科学技術イノベーションを強化し、人材育成や産学連携を推進することで、要素駆動型からイノベーション駆動型への経済成長モデルの転換を促進し、中国の質の高い発展を推進するとともに、世界のデジタル転換にも新たな道筋を提供している」と評価した。
ドバイ・マルチ・コモディティーズ・センターのアハメド・スレイムCEOは、「輸出成長率の回復、国内消費の拡大、ハイテク製品製造の好調を背景に、中国は世界経済の成長に貢献し続けている。中国経済の堅調な成長がアラブ諸国と中国の経済貿易協力を強化するとともに、世界各国の発展にもチャンスを提供している」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月17日
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