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文化・観光部の最新データによると、2025年上半期の中国国内住民の旅行者数は延べ32億8500万人で、前年同期から20.6％増加した。国内住民の観光支出は同15.2％増の3兆1500億元。
今年上半期は休日旅行による消費促進効果が顕著で、元旦から端午節までの5つの連休に観光市場が盛り上がった。これに「5・19中国旅行日」の効果も加わったことで、中国の観光経済は好調となった。
冬季は「北方でスキー、南方で避寒」という観光のトレンドが顕著だった。春の花見旅行が注目を集め、全国32本の農村観光ルートが花見経済を単一の観光旅行から複合産業へと転換させた。映画ロケ地巡り、民俗旅行、スポーツイベント旅行などの人気も高かった。
さらに、トランジットビザ免除措置の対象国が55カ国に拡大され、「購入後即時還付」の離境時税還付などの政策が整備されるのに伴い、上半期のインバウンド観光は予想を超える成長を遂げた。上海市の今年1−6月のインバウンド観光客数は前年同期比38.5％増の424万8千人に達した。海南省を訪れた外国人観光客の89％がトランジットビザ免除措置を利用。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年8月4日
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