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英王室御用達の「武漢製造」、中国自動車が高級品ストーリーを発信

中国網日本語版  |  2025-08-21

英王室御用達の「武漢製造」、中国自動車が高級品ストーリーを発信。

タグ:ロータス 英王室 武漢

発信時間:2025-08-21 15:40:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英国王チャールズ3世が中国国産の電気自動車(EV)を公用車に選んだとの情報が注目を集めている。米メディア「デイリー・ビースト」は「国王がテスラを選ばず、中国武漢からEVを購入」と題した記事の中で、「1年前に国王が最先端EVを発注したならば、多くの人はテスラを選ぶと予想しただろう。しかし今、英国王は中国武漢で製造されたより環境に優しいEVを選択した」と伝えた。

ロータススポーツカーチャイナの関係責任者は「環球時報」に対し、チャールズ3世が武漢にあるロータスのグローバルスマート工場で生産された純電動スマート高性能スポーツSUV「ELETRE」を購入したと確認した。ロータスはこのモデルを「レーシングカーのDNAを持つ純電動スーパーSUV」と位置づけている。価格は約12万ポンドで、航続距離450km(280マイル)、0-100km/h加速2.9秒、最高速度260km/hを実現。王室専用車として伝統的なスカーレットレッド(ロイヤル・クラブソン)に特別塗装している。

ロータスは1948年に英技術者コーリン・チャップマンによって創設された英高級スポーツカーブランドで、2017年に浙江吉利(ジーリー)が51%の株式を取得。2022年には生産を英国から武漢に移転した。メディアの報道によれば、国王が選定した車両は英国中部ロータス技術クリエーションセンターで設計されたが、製造は中国武漢。

ロータススポーツカーチャイナの責任者は、「武漢ロータス自動車グローバルスマート工場はロータスグローバルスマート生産体制の中核」と説明し、現行量産モデルに「ELETRE」と純電動高性能スポーツセダン「EMEYA」が含まれることを明らかにした。同責任者はロータスELETREを「英国の遺伝子、中国のスマート製造」と表現し、「フェラーリ・ポルシェ・ロータスの世界3大スポーツカーブランドの中で、中国スマートEV産業チェーンと深く統合した唯一のブランド」と位置づけた。

同責任者は記者に一連のスマート機能を紹介する中で、ロータスELETREを例に「都市部で高精度地図に依存しないNOA(自動運転補助)機能を実現し、ナビゲーションさえあれば走行可能」と説明。さらに「AI音声技術など、よりスマートな車載ソリューションを開発中で、オーナーが便利に車両を操作できるよう進化させている」と付け加えた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月21日

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