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中国物流企業、グローバルネットワーク拡大を加速

中国網日本語版  |  2025-08-20

中国物流企業、グローバルネットワーク拡大を加速。

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発信時間:2025-08-20 14:26:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国家郵政局のデータによると、中国の1~7月の国際および香港地区・マカオ地区・台湾地区荷物取扱量は累計23億6000万件に達し、前年同期比19.2%増となり力強い増加傾向を示した。

この印象的なデータの背景には、中国の物流企業による海外市場でのネットワーク構築からサービス向上まで、モデル革新からローカル深耕までを含む全面的な突破がある。京東物流(JDロジスティクス)、順豊(S.F. Holding)、極兔(J&T Express)、菜鳥などの業界リーダーが持続的に力を入れ、中国企業の世界進出の明確な軌跡を共に描き出している。

華経産業研究院の予測によると、世界のクロスボーダー物流市場規模は2025年には20兆元近くに達する見込みだ。この巨大な市場に対して、中国の物流企業は海外進出のペースを上げている。

JDロジスティクスが8月14日に発表した2025年中期業績報告によると、上半期(1~6月)の同社の営業収入は985億3000万元で、前年同期比14.1%増となった。期間利益は29億6000万元で同15.3%増。

これはJDロジスティクスによる国際化の頻繁な動きと密接に関係している。JDロジスティクスは今年6月、サウジアラビアで配送事業を開始し、自社ブランド「JoyExpress」を立ち上げ、クロスボーダー輸送、通関、現地輸送などを含む一体化されたサプライチェーンサービスネットワークを構築した。同時に、JDエアーの規模も拡大を続けている。6月30日現在、自社所有の10機の全貨物機が定期運航を実現し、中国・深セン―タイ・バンコク間など多数の国際貨物路線を開設し、クロスボーダー物流のスピードと輸送能力をさらに高めた。

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