国務院新聞弁公室は9日午前、「『十四五（第14次五カ年計画、2021―2025年）』の高度な完成」シリーズテーマ記者会見を開催した。工業・情報化部の関係責任者は、中国の新型工業化発展の促進に関する最新の成果を紹介した。

それによると、中国の工業経済の発展は5年来、安定を保ちつつ前進している。全工業付加価値額は2020年の31兆3千億元から2024年の40兆1千億元に増加し、製造業付加価値額の増加分は8兆元に達する見込みで、世界製造業成長への寄与率は30%を超えた。

革新のエネルギーはさらに高まっている。中国の革新関連投資は5年で着実に向上し、570社以上の工業企業が世界の研究開発投資トップ2500に入選した。

産業構造の合理化が進んでいる。設備製造業とハイテク製造業の付加価値額は2020～24年に、それぞれ年平均7.9%、8.7%増加した。国家級グリーン工場は6430に達し、産業の「グリーン化」のレベルが持続的に向上している。

デジタル・スマート化関連応用がさらに普及している。中国は5年で3万5千余りの基礎級、230余りの卓越級知能工場を建設し、人工知能（AI）の産業へのエンパワーメントが加速している。

産業基盤が一層強固になった。集積回路や工作機械などの重点産業チェーンで一連の象徴的な成果があった。

大企業と中小企業の共同発展が実現。「専精特新（専門化・精密化・特徴化・新規性）」企業が14万社を超え、「小巨人」企業が1万4600社に達し、中小企業の発展活力と競争力が持続的に強化されている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年9月10日