「共にグリーンな発展を促進、美しい未来を構築」をテーマにした「中国(北京副都心)-ASEAN貿易・投資促進会」が21日、北京国際財富センターで開催された。中国外文局の指導のもと、中国・ASEANセンター、北京副都心管理委員会、北京市通州区政府、中国外文局アジア太平洋伝播センターが共催した。
情報によると、北京副都心は2200年以上の歴史を持つ。2025年上半期のGDPは前年同期比12.5%増で、北京市トップの伸び率を記録。13の国家級グリーンファクトリーと、百億元規模のグリーンエネルギーファンドを有し、国家級グリーン取引所の高度化を加速している。北京副都心はまた、「運河英才」計画と「総合コスト最小・審査効率最高・行政サービス最優秀」のビジネス環境を打ち出し、企業の進出に全面的なサポートを提供している。
ASEANは世界5位の経済圏だ。面積449万平方キロメートル、人口6億7千万人。世界経済の安定的な発展において戦略的意義を持つ重要な参加者で、グローバル・ガバナンスと地域連携で不可欠な中核的ハブの役割を果たしている。
中国とASEANは長年にわたり相互にとって最大の貿易パートナーだ。2024年の双方の貿易総額は6兆9900元に達し、2025年1~8月の前年同期比の伸び率は9.7%に上昇。中国ASEAN自由貿易協定3.0がデジタル経済・サプライチェーン相互接続を中核的協力分野に組み込むとともに、RCEP協定の相乗効果も加わることで、地域貿易・投資の自由化と円滑化が新たな段階に上がった。
今回の促進会の成功裏の開催は、中国とASEANの経済交流に新たな橋を架け、さらにグリーン発展と産業チェーン協調の協力方向を明確にした。
北京副都心は今後、国家グリーン発展モデルエリアの強みを持続的に発揮し、ASEAN各国とグリーン産業・金融・人文分野の協力を掘り下げ、中国―ASEAN包括的戦略パートナーシップをさらなる高みに引き上げる。双方は世界気候変動やグリーン貿易障壁などの課題に共に対応し、優良技術・製品の流通を促進し、最終的に開放的で公平で包摂的でウィンウィンのグローバルグリーンサプライチェーン体系を構築し、持続可能な開発目標の達成に協調的な力を注入することを目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年10月22日
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