今年の春節(旧正月、今年は2月17日)に伴う2月15日から23日までの9連休中には、海南省海口市で消費市場の好調ぶりが目立った。離島免税売上高は、前年同期比12.7%増の12億600万元(1元は約22.8円)に達した。同市を訪れた観光客数は同28.77%増の延べ246万9500人に上り、観光客の消費額は同33.44%増の36億2700万元となった。中国新聞網が伝えた。
海口市の呂小蕾副市長は、26日に行われた海南自由貿易港における海南島全島を関税ゼロにする「封関運営」事業の進捗状況に関する記者会見で、「今年の春節連休中に、海口市は自由貿易「港封関運営」の初年度という節目に合わせ、『消費クーポン+買い換え+賞金付き領収書+文化・スポーツ・観光・ビジネス・展示会(MICE)融合』という一連の措置を打ち出し、現地市民の消費のポテンシャルを引き出した。それと同時に、観光客の大幅な増加も海口の消費市場に新たな成長をもたらした」と説明した。
離島免税に関しては、同市は450万元分の消費クーポンを配布し、免税企業と連携して一連のテーマイベントを開催することにより、海口国際免税城の売上高は同19.7%増加した。島内住民を対象とした島内免税の面では、2月11日に初の島内住民向け免税店がオープンし、粉ミルクやコーヒーなどの輸入品を販売するようになり、「離島免税は観光客に恩恵、島内免税は住民に恩恵」が実現した。
住民対象のキャンペーンも盛んに行われた。同市は150万元分の飲食消費クーポンを配布し、300を超える飲食店が参加した。「海口鶏肉料理文化コンテスト」と銘打った飲食イベントには30軒を超える老舗レストランが参加し、3日間で延べ10万人以上が来場した。2月12日には賞金付き領収書キャンペーンを開始し、8つの民生関連業種を対象に実施した結果、累計4億1900万元以上の消費喚起効果があった。
無形文化遺産と景勝地の深い融合により、伝統的な春節の過ごし方に新たな楽しみ方が加わった。18回目を迎えた春節を祝うイベント「万春会」では、宋時代の春節体験をテーマにした催しを開催。壺に矢を投げ入れる「投壺」や年越し用品マーケットなどを通じて観光客が時代を超えた体験を楽しめるようにしたところ、延べ27万人が訪れた。騎楼老街の伝統ある年越し用品ストリートや南洋レトロマーケットにも、中国内外から多くの観光客が訪れた。
産業観光が海口の春節観光市場のダークホースになった。同市の老舗企業の椰樹集団有限公司では、春節連休中に工場を無料で開放。観光客はココナツ加工の全プロセスを間近に見学できるようになり、関連のクリエイティブグッズも購入でき、1日あたり4000人以上が訪れた。
呂副市長は、「海口は今後も特徴的な分野に注力し、人気を経済効果へと転換させ、トレンド消費の活力にあふれる都市と魅力あふれる海島文化都市を目指す」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年2月28日
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