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中国のロボット輸出、第1四半期に好発進

中国網日本語版  |  2026-05-08

中国のロボット輸出、第1四半期に好発進。

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発信時間:2026-05-08 14:29:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

税関の最新統計によると、中国の各種ロボット(単独品目として分類されたもの)の輸出額は今年第1四半期に113億2千万元に達し、世界148の国と地域に輸出された。そのうち、清掃ロボットの輸出額は全体の68.5%を占め、77億5千万元となった。産業用ロボットの輸出額は31億6千万元で、前年同期比42%増。

輸出構成を見ると、清掃ロボットはすでに中国製ロボットの海外展開における主要カテゴリーとなっている。AI(人工知能)、画像認識、レーザーレーダー、自律ナビゲーションなどの技術の成熟に伴い、ロボット掃除機、プール清掃ロボット、業務用清掃ロボットなどの機能が近年、絶えず高度化している。欧米などの従来の主要市場における中国ブランドのシェアも着実に伸びている。

IDC中国のシニアアナリストである趙思泉氏は「証券日報」の取材に対し、「ロボット業界は今、二つの発展ルートを示している。一つ目は家庭シーンを中心に深掘りする企業で、ロボット掃除機から庭、窓、プールなどのシーンへと展開している。もう一つは、アルゴリズムとサプライチェーンの強みを活かして横方向へ拡張し、総合的なテクノロジー系消費企業へと進化する企業だ」と述べた。

コンシューマー向けロボットと比べると、産業用ロボットの輸出増は、中国製造業の設備能力の向上をより直観的に示している。広東拓斯達科技股份有限公司(以下「拓斯達」)の2026年第1四半期決算によると、同社の産業用ロボットおよび自動化応用システム事業の売上高は3億2200千万元で、前年同期比81.20%増となった。

拓斯達の関係者によると、同社は海外市場の展開を強化しており、ベトナムの営業拠点を通じて新興市場への規模的浸透を加速させるとともに、メキシコの営業拠点を活用して先進国市場の開拓を進めている。同社の海外販売ネットワークは現在50以上の国と地域をカバーし、約4千人の海外潜在顧客とつながり、約1千人の海外顧客にサービスを提供している。また、20社以上の世界トップ500社のサプライヤーにもなっている。

ロボット産業の急速な発展は、チップ、センサー、精密部品、ソフトウェアアルゴリズムなどの産業川上・川下の協調的な成長も促している。

中国のロボット輸出の持続的な増加の背景には、AI技術の急速な進歩と産業化の進展による大きな寄与がある。ロボット産業は現在、「AI+ハードウェア」の深い融合という新たな段階を迎えている。

コンシューマー分野では、AIはロボットを「実行ツール」から「スマートアシスタント」へと進化させている。新世代のロボット掃除機の一部は、自動マッピング、意味認識、動的障害物回避、複数デバイス連携などの機能を備え、ユーザー体験が向上している。

産業分野では、AIがロボットの柔軟な生産能力の向上を後押ししている。従来の産業用ロボットが固定された動作しか実行できなかったのに対し、複雑な作業環境に適応し、自律認識、経路計画、リアルタイム調整を実現できるロボットが増えている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年5月8日

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