浙江省義烏で生産・販売されている「ストレス解消用ミニサッカーボール」に、わずか数日で30万個以上の注文が殺到し、爆発的ヒット商品となり、「義烏スピード」が再び世界を驚かせている。
このミニサッカーボールは、12枚の五角形、12個のボタンで構成されている。海外から追加注文が殺到しているこの「ストレス解消用ミニサッカーボール」の外観は、標準的なサッカーボールのようなデザインだが、本体には柔らかい弾力性のある素材が採用されている。五角形の面を押すと、「カチャ」という小さな音が鳴って、押し戻される感触があり、サッカーの試合観戦中に感情を発散させるのにぴったりな商品となっている。
義烏グローバルデジタルトレードセンターの事業者・陳果さんは、サッカーファンで、ワールドカップ開催に合わせて、「ストレス解消用ミニサッカーボール」を開発した。陳さんのチームがアイデアを商品化するまでにかかった時間はわずか1ヶ月。発売と同時に、爆発的人気となったという。陳さんによると、これまで約40万個が売れ、主に米国、カナダ、メキシコに輸出している。なかでも米国からの注文が全体の60%以上を占めているという。
注文が殺到しているため、工場では24時間態勢で生産しており、1日当たり3万個を生産している。
陳さんは、「生活雑貨関連の商品なら、義烏にはほぼなんでも作ることができる態勢が整っている」と話す。
義烏の事業者の競争ポイントはすでに「価格」から、「特許」へとシフトしている。事業者の積極的なモデル転換を後押ししているのは、事業者の間で「知的財産権のスーパー」と呼ばれている場所だ。
世界の197の司法管轄エリアをカバーする商標データベースがある義烏は月に1回、グローバルな一括検索を行い、企業の重要な商標の海外における登録状況を随時追跡し、リスクを発見した場合は、すぐに連絡して、注意を促し、できるだけ早い段階でリスクを回避できるよう取り組んでいる。
商標の国際登録の面でも、義烏は「高速ルート」を設置している。以前なら、出願から登録完了までに6-8ヶ月かかっていたものの、「高速ルート」が設置されてからは平均7営業日にまで短縮された。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年7月7日
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