江蘇省塩城市の老舗国有ブランド「燕舞」の発展の歴史を題材としたショートドラマ「愛在風起燕舞時」が27日、各オンラインプラットフォームで正式に配信を開始した。配信初日には、ショートドラマ視聴アプリの「紅果短劇」で注目度が4748万に達し、「抖音(中国版TikTok)」のショートドラマ部門でも最高注目度の800万2000を記録した。中国新聞網が伝えた。
現在、ショート動画は軽量なコンテンツ、テンポの速さ、短い再生時間という特徴によって視聴者の関心を集め続けており、ショートドラマ市場はブルーオーシャンとなっている。2025年、塩城市ではショートドラマ135本、コミックドラマ72本が撮影され、規模として計200本を突破した。
「東大門影視基地」はもともと屋外遊園地だったが、ショートドラマ撮影拠点になったことで、より多くの潜在能力が引き出されることになった。そのファッショナブルでファンタジックな景観は都市をモチーフとするショートドラマと相性がよく、すでに100本以上のショートドラマが撮影され、累計再生回数は15億回を超えている。
燕舞大縦湖劇工場は「演劇+高品質作品」を軸に事業を展開している。既存の映画・テレビ撮影拠点に、民国風情溢れる18棟の建築群を復元し、様々な異国情緒や時代的特色を備えた340以上の屋内セットを整備した。また、400人を超えるプロの俳優・エキストラを擁しており、「撮影セット+専門の俳優チーム」をパッケージで提供するサービスによって、時代劇や特色あるドラマの制作準備に要するハードルや期間を大幅に引き下げている。
現在、塩城市では「脚本、衣装、小道具、撮影機材、俳優・エキストラ」の5つをパッケージ化したシステムの構築を加速させており、企画段階から作品完成まで制作チームを支える全要素のワンストップ型サプライチェーンサービスを提供すべく尽力している。
優れたドラマの核心となるのは優れた脚本だが、その脚本はどこから生まれるのだろうか。同市では2024年12月に塩城経済技術開発区に江蘇ネット文学IPインキュベーションセンターを設立して以来、「文学+映像」の二本柱を強化し、「劇有料」創作プロジェクト、中国ネット文学影響力ランキング発表イベント、「新芒・塩途有光」映像プロジェクト・ピッチングウイークなどを通じて、国内の著名な作家や脚本家、プロデューサー、映像専門家を集め、ネット文学と映像制作の深い連動を後押ししてきた。
1本のドラマがきっかけとなり、その都市を好きになる。2025年、塩城市は「候鳥人」を始めとする短編4作品を携え、福建省厦門(アモイ)市で開催された第38回金鶏百花映画祭に参加した。これにより塩城市の「軽舟計画」は中国映画界のトップレベルの舞台で初めて本格的なデビューを果たした。
「軽舟計画」は、中国文学芸術界連合会映画芸術センター、江蘇省電影集団、金鶏映画投資創作大会、中国共産党塩城市委員会宣伝部が共同で立ち上げた創作プロジェクトで、人材抜擢と短編映像作品制作の融合によって、「映画+文化観光」の革新的な協力を積極的に模索している。2025年5月の始動以来、全国から短編映像作品の企画・脚本を募集。塩城市ならではの無形文化遺産、グルメ、自然景観、都市生活などの文化観光資源を題材に、現地取材、創作トレーニングキャンプ、ピッチングイベントなどを実施してきた。そのため「候鳥人」などの作品の核心には、いずれも塩城市の物語と情感が据えられている。塩城市を背景としたショートドラマの一つ一つが、最も生き生きとした「都市の名刺」となり、「1本のドラマがきっかけとなり、その都市を好きになる」人々を増やしている。(編集NA)
「人民網日本語版」2026年7月30日
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