エアバスが中国に設立した、中国およびアジアで2本目のA320シリーズ機最終組立ラインで16日、組み立てを終えた航空機第1号機が引き渡された。このことは、エアバスの中国や世界における産業配置が新たな発展段階に入ったことを意味する。
今回製造されたこの「A320neo」機は中国東方航空公司に引き渡され、同社が運航する。東方航空には1985年、中国が導入した最初のエアバス機が引き渡されており、同社は現在、中国で最も多くのエアバス機を運航している。
エアバス民間航空機事業のプロジェクト・サービス担当執行副社長を務めるフィリップ・ミュン(Phillipe Mhun)氏は、「第1号機が順調に引き渡されたことは、『中国のスピード』を証明した。これは、エアバスの中国の協力パートナーに対する長期的なコミットメント、中国民間航空市場の勢いある発展に対する信頼、エアバスのグローバル産業配置における中国の代替不可能なサプライチェーンの強靱さと引き渡しの能力を体現するものだ」と述べた。
中国には現在、ブラケット、コーナーピース、座席といった小さな部品から、機体の胴体、主翼、テールコーン、ハッチなどの大きな部品に至るまで、川上から川下まで産業チェーン全体をカバーする約200社のサプライヤーがあり、エアバスの民間航空機製造を支えている。これにより、エアバスのすべての民間航空機機種に中国製造の部品が採用されるようになった。
ミュン氏は、「エアバスはすでに中国で、産業チェーン全体をカバーする整ったエンドツーエンドの生産体制を確立している。中国の強靭で安定した航空サプライチェーンと産業エコシステムにより、エアバスは中国から世界へ製品を供給し、世界の航空産業の発展に資する能力を備えるようになった」とした。
2025年には、エアバスの中国における年間産業協力総額は14億ドル(1ドルは約156.3円)を突破した。
エアバスの最新の予測によると、今後20年間に中国では約9000機の新造旅客機が必要になり、同時期の世界の新造旅客機需要のうち20%以上を中国が占めることになるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年9月18日
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