植物バイオ分野の研究推進を目的とした北京大学―イェール植物分子遺伝学・農業生物技術合同センターは15日、世界最大の農業バイオテクノロジーカンパニーである米モンサント社と連携し、国際的な産学共同研究の先駆者となり、バイオテクノロジーの分野で新たな発展を目指していく。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
北京大学とグローバルカンパニーのトップによるフォーラムで15日、モンサント社が2007年~2012年の期間中、研究開発・奨学金制度・人材交流等において同センターに対し、技術支援・研究開発指導・100万ドル以上の研究資金を提供することが明らかになった。
北京大学の許智宏学長はフォーラムの開幕式で、「世界のトップ企業や有名大学と連携することは、中国及び世界のバイオテクノロジーの発展にも大きなメリットがある。世界的な産学連携の新モデルを探求していくことは、技術プロジェクトの研究開発において、資源が共有され科学技術の成果を世界に広めるという重大な意義がある」と述べた。
同センターは2001年に北京大学とイエール大学が共同で創設し、主にモデル植物の基礎や応用など最新の分野が研究されてきた。
「人民網日本語版」2007年11月16日 |