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中国科学院、地球観測センター設立へ
発信時間: 2007-11-22 | チャイナネット
  中国科学院の「対地観測・デジタル地球科学センター」(設立準備中)の開業式が21日に行われた。中国では気象衛星、国土調査衛星、測量衛星などのリモートセンシング衛星が続々と開発され、打ち上げられており、地上で衛星データを受信するためのステーションも全国に建てられている。

  中国科学院の江綿恒副院長は同センターについて、宇宙と地上を結びつけ、国のリモートセンシング科学研究の土台となる施設だとしている。

  同センターは宇宙、航空、地上を統合するシステムで、中国の領土と領海全域でデータ受信ができる能力を備える計画。さらに天候や時間帯に関係無くデータを処理することができるという。同センターにはリモートセンシングで集めたデータベースが作られ、これは中国で最も整った空間データインフラとなる。国のマクロ政策を科学面からサポートするとともに、市民向けの応用サービスも開発される予定。

  「人民網日本語版」2007年11月22日
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