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「神舟七号」有人宇宙船 総体的テストを実施
発信時間: 2007-12-03 | チャイナネット

中国月探査プロジェクト指導グループの副組長、中国宇宙飛行(航天)科学技術グループの馬興瑞総経理(社長)によると、「神舟七号」有人宇宙船は総体的テスト段階に入ったという。新世代の運搬ロケットは様々な技術面の難関を突破した。中国は2008年に「神舟七号」有人宇宙船を打ち上げ、その際、中国人宇宙飛行士が初の宇宙遊泳を行う予定。

同氏によると、当面、空気配給室などコアとなる技術的難関はすでに突破し、宇宙船全体の総合的なテスト段階に入っており、「神舟七号」を打ち上げる「長征二号F」ロケットは12月末までに組み立てを完成する見込みだ。

いままでのところ、「長征」シリーズのロケットは104回の打ち上げを行い、成功率は90%以上。新世代運搬ロケットの産業基地はすでに天津で定礎、着工し始めている。

馬興瑞氏によると、新世代の運搬ロケットは毒性や汚染のない「グリーンロケット」である。その研究と製造は、中国の宇宙探査能力を新たなレベルへ引き上げ、将来30-50年間に及ぶ中国の宇宙飛行事業の発展にとって重要な意義を持つ。

「チャイナネット」 2007年12月3日

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