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円明園の銀製門環、190万元で落札
発信時間: 2007-12-12 | チャイナネット
  海外に長年の間流失していた円明園の貴重な銀製門環(門扉につけられる金属製の環で、扉をノックしたり開閉したりするときに用いる)1組が9日、北京でオークションにかけられ、190万元の高値で落札された。12%の手数料がかかるため、落札者による最終的な支払額は218万8千元にのぼるとみられる。「新華網」が伝えた。

  今回オークションにかけられた門環は、清の乾隆の時代(1711~1799)、宮廷内の専門工房である「造弁処」が円明園にある建築物のために特別に作ったもの。西周の銅環の様式にならった饕餮紋(とうてつもん、眼と角を強調した奇異な獣面模様)がほどこされている。当時の門環は多くが獅子や釘の形に作られており、こうした様式の門環は非常に珍しい。門環の両側には「乾隆造弁処庚午年製」と「長春園玉玲瓏館陶嘉書屋」という銘が刻まれている。

  写真:円明園の銀製門環

  「人民網日本語版」2007年12月11日

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