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円明園の国宝がカナダでオークションに
発信時間: 2007-11-29 | チャイナネット

 

 

カナダの『明報』の報道によると、現地時間11月27日夜、トロントのRitchiesで、清代の乾隆帝期のほうろう製の蓋付香炉がオークションにかけられた、という。

関係筋によれば、この香炉の出品者はR.C.Bruceというコレクターであり、かつて駐北京イギリス外交官だった曽祖父が1860年に125ポンドで手に入れたという。これは当時イギリス・フランス連合軍が円明園を焼き払った時に奪われて流出したものに間違いないと言われている。

また同晩、19世紀に作られた24金の金箔が貼られた千手観音像もオークションにかけられた。この木彫りの観音像の彫刻は非常に精巧であり、保存状態も極めて良かった。更に珍しいことには、蓮の花をかたどった台座の高さが5フィートもあるという。

「チャイナネット」2007年11月29日

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