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国産の水陸両用全地形車、南極調査でお披露目
発信時間: 2007-12-13 | チャイナネット

中国が自主的に開発した水陸両用全地形車が今回の南極科学調査の舞台で初めてのお披露目をされた。12日、第24回南極調査隊隊員は、氷上で設備などを卸すため、この車で氷の状況を探査した。

「西貝虎」と名づけられたこの水陸両用地形車は、それぞれ重要な技術のレベルがすでに世界先端レベルに達し、傾斜度35度の斜面を登ったり、止まったまま180度回ったりするなどの機能が揃っており、時速60キロに達する。水上、山岡、沼沢、雪地、林地などの地形で正常に作動し、最低気温摂氏零下40度、最高気温摂氏40度の環境でも連続して作動することが可能である。

中国の南極科学調査がこうした水陸両用全地形車を導入するのは初めてのこと。中山ステーションの周辺地域調査のための人員と物質の輸送、氷の状況の探査、観測船「雪竜号」と中山ステーションの間の貨物の積載と卸し、特殊な地形での観測などのために使われることになっている。

「チャイナネット」2007年12月13日

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