中国インターネット情報センター(CNNIC)がまとめたデータによると、ブロードバンドに接続するインターネット利用者は1億6300万人に達し、ネット利用者全体の85.9%を占めた。中国はブロードバンド時代に全面的に突入したといえる。このほか携帯電話を端末としてワイヤレスでネットにアクセスする人が5040万人に上った。
ネットの基本的リソースの発展状況は「やるべきことを積極的に進める」といった状況だ。昨年末現在、国内のIPアドレス数は1億3500万件に達したが、ネット利用者一人に一つのIPアドレスを割り当てるという基本的ニーズを踏まえると、この数字ではまだ足りない。
CNNICの報告によると、国内のドメイン数は1193万件に上り、年間増加率は190.4%に達した。トップレベルドメインが「.cn」のドメイン数は900万件で、前年の5倍に増えた。一日当たり2万件増えている計算になり、ドメイン増加の世界記録を達成した。cnドメインのサイト数は100万6千件で100万の大台を突破し、サイト数全体(150万件)の3分の2を占めた。またサイト数、ウェブページ数、ウェブページの文字数はいずれも60%を上回るペースで増加しており、ネット利用者が利用できる情報リソースがますます豊富になっている。
「人民網日本語版」2008年1月18日 |