中国の第24次南極観測活動で輸送を行っている南極観測船「雪竜号」がここ数日、南極長城ステーションから南極中山ステーションに向かう南極海上で、旋風を伴う西風に見舞われている。強い旋風を伴う西風の吹く範囲が中山ステーションに行くために通らなければならない1000カイリのルートを覆っていたため、雪竜号はひとまず南極大陸べりの流氷地域に船を止め、風がやむのを待った。「新華網」が伝えた。 

  写真（１）：18日、南極大陸べりの流氷地域に停泊する雪竜号（南緯68度18分、東経36度35分）

  写真（２）：18日、好奇心の強いアザラシが雪竜号を見学

  「人民網日本語版」2008年2月20日