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河北省の崇礼で約2000年前の古城遺跡を発見 |
発信時間: 2008-02-27 | チャイナネット |
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河北省の北西部にある崇礼で、前漢時代で築造されたと思われる古城遺跡が発見された。初歩的な測量によると、古城の東西の長さは530メートル、南北の長さは470メートルで、総面積は約2万5300平方メートル。 遺跡の南西部の城壁は保存状態がよく、長さ40メートル、高さ5メートルの土製の城壁が「T」字に交差している。土を突き固めた城壁はかなり固く、厚さは約22ミリ。この周辺の厚さ4.3メートルの地層からは、家屋や竈の遺跡が発見された他、銅の環、矢じり、銅銭、鉄製の農具、陶器も出土している。 考古学者は、この古城は前漢時代に戦国晩期の文化層の上に築造されたもので、様々な出土品は、当時の古城の繁栄を反映していると話す。位置から見てこの古城は、外敵の侵入を防ぐための軍事要塞である可能性が大きい。古城が壊滅した原因は、火災ではないかと推測されており、戦火によるものか自然火災によるものかは、考証を待たなければならない。 「チャイナネット」2008年2月27日 |
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