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次世代ロケット「長征5号」、2014年に打ち上げ
発信時間: 2008-03-03 | チャイナネット
  梁小虹・全国政協委員(中国キャリアロケット技術研究院党委員会書記兼副院長、高級技師)は2日、中国の次世代キャリアロケット「長征5号」の初打ち上げを2014年に予定していることを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

  梁委員によると、長征5号プロジェクトは昨年中央が認可。すでに天津市臨海新区に産業拠点が置かれ、市政府はハイテク産業の最優先プロジェクトと位置づけている。打ち上げは海南発射基地。有効積載能力は1.5トンから25トンに達し、中国の宇宙進出能力は「大幅に引き上げられる」。現在、全院挙げて積極的に開発に取り組んでいる。

  「長征」シリーズのロケットはこれまでに「長征1号」「長征2号」「長征3号」「長征4号」の4大シリーズが実用化され、世界各国の衛星20基以上の打ち上げに成功している。

  「人民網日本語版」2008年3月3日

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