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四川大地震で文化財に大きな被害 陝西省
発信時間: 2008-06-13 | チャイナネット

被災の甚大な陝西省の一部の地域では文化財にも大きな被害があった。特に略陽県と寧強県では多数の文化財の損傷が深刻だ。略陽県にある全国重点文化財保護単位の霊岩寺は「小碑林(数多くの石碑が林立する場所)」と呼ばれ、歴代の摩崖刻石を130点余り所蔵しているが、一部の刻石は今回の地震で損傷した。省級重点文化財保護単位に指定される江神廟は長江流域で最も保存状態の良いテイ族と羌族(チャン族)の文化遺跡だが、地震で壁に亀裂が入った。統計によると、今回の地震による略陽県の文化財保護単位4カ所の経済損失は193万元にのぼる。

写真:「立ち入り禁止」の札を立てた霊岩寺。

「人民網日本語版」2008年6月13日

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