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李白と杜甫の故居を含む65カ所の重要文化財が地震で被害
発信時間: 2008-05-22 | チャイナネット

全壊した李白の故居

 

四川省は昔から名士が集まる地であり、震源地の汶川は禹の故郷として伝えられている。また李白や則天武后、蘇軾も四川省の出身だ。今回の大地震では、千年以上保存されてきた四川省の文化財や古跡が甚大な被害を受けた。

国家文物局が明らかにした情報によると、四川省にある128カ所の全国重点保護文物に指定されている文化財のうち、19日までに65カ所が損壊し、継続調査によりこの数字はさらに増える可能性があるという。

被害を受けたリストには、世界文化遺産の都江堰、諸葛亮を祭る武候祠、杜甫の故居の杜甫草堂、李白の故居、王建墓、蘇軾父子を祭る三蘇祠、丹巴の望楼、峨嵋山の古建築群が含まれている。

また60カ所の博物館や文化財の管理所、記念館、文化財を保管する倉庫が被害を受け、そのうち北川県、青川県、漢源県の文化財の管理施設が全て倒壊した。19日までの調査結果によると、148点の貴重な文化財を含む841点が被害にあった。

三星堆博物館と金沙遺跡博物館は、高い規格で建てられていたため、幸いなことにほぼ無事だった。三星堆博物館では2つの陶器、金沙遺跡博物館では、2号館の一部の陶器が割れただけだった。

「チャイナネット」2008年5月22日

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