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五輪期間中の首都博物館、地方博物館の国宝を展示 |
発信時間: 2008-07-22 | チャイナネット |
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北京の首都博物館では五輪期間中、「中国の記憶・5000年の文明宝物展」「北京文物珍品展」「長江文明展」「紫禁城内外の競技遊戯展」「公平な競争・古ギリシア競技精神展」の5つの展覧会が開催され、全国70の博物館が所蔵している国宝約千点が展示されることになっている。
「5000年の文明珍宝展」の見どころ
長沙馬王堆の一号漢代陵墓から出土した帛画 帛画は棺の上を覆っていたもので、人生の今際に天国に赴く夢を表したもの。大切に保存されており、出土してから40年間、ほとんど移動されたことがない。中日国交樹立の際に周恩来総理の特別の許可で、日帰りで北京に運ばれたことがある。今回の展示会で唯一、撮影禁止の文化財である。
すばらしい漢代の金縷玉衣 金縷玉衣は中国に5つあるが、今回展示されるのは江蘇省徐州市の獅子山の楚王陵から出土したもの。この金縷玉衣は前漢時代に作られたもので、4000余りの玉が金の糸でつなぎあわされている。中国現存の金縷玉衣の中では最古のもので、玉の数も最も多くて質もよく、製作技術も一番すぐれている。
後漢の銅製の「銭の木」 四川省綿陽市の博物館に保存されている「銭の木」は、幸いなことに四川大地震の被害を逃れた。198センチの高さで、銭が木の葉になっており、揺らすといまにも葉が落ちてくるように見える。
兵馬俑の将軍俑 秦の始皇帝の兵馬俑の一号坑から出土した兵馬俑は5000体で、将軍俑はわずか7体という貴重な文化財。 「チャイナネット」2008年7月22日 |
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