全国各地にさまざまなバイキングがある。価格はまちまちで、それほど安いとはいえないが、ずらりとならんだごちそうを目当てに、次から次へと利用する人は絶えない。お腹をぺこぺこにして店に入り、限界まで食べるという人が多く、なんとなく得をしたような気分になるという。「生命時報」が伝えた。
実際、多くの人は元を取るつもりでバイキングに行くが、健康のことを考えれば食べ方にも工夫が必要だ。上海華東医院栄養科の陳霞飛教授は「最初に料理を選ぶ時、海鮮などの高価なものばかり取ってはいけない。こうした食品は往々にしてタンパク質や脂肪の含有量が高く、胃腸に負担がかかりやすく、腎臓の動きに過重な負荷を与えることにもなる。刺身ばかり食べる人もいるが、これは衛生的にも問題がある。バイキングの刺身は長時間室温に置かれていることが多く、細菌が繁殖しやすい」と話す。
正しいバイキングの食べ方は次の通り。食べる順番はスープ、野菜料理、麺類、海鮮料理、肉料理、果物の順がよい。初めに消化しやすいスープ、野菜、主食類を食べ、次に高タンパクの海鮮や肉を食べる。海鮮・肉の調理法は湯引きや蒸しなどがベスト。最後に酸味のある果物を食べ、消化を促すとともに口の中を爽やかにする。(編集KS)
「人民網日本語版」2008年8月1日
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