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専門家の分析 若年層で胃ガンのリスクが増加
発信時間: 2008-06-25 | チャイナネット
  ある権威的なデータによると、胃ガンにかかる中国の若者の数が1970年代の1.7%から3.3%に上昇していることが明らかになった。健康な時から胃ガンの予防を開始しなければならないと専門家は指摘している。「新華網」が伝えた。

  先ごろ北京で開催された「健康・ガン予防サロン」で北京市保障協会会長、慈銘健康体検(健康診断)集団の韓小紅総裁は、同集団が6年にわたる100万点の健康診断データを対象に1000人の胃カメラ検査をサンプル調査して統計分析した結果、胃カメラ検査の1000人中2~5人に胃ガンを発見し、最も若い胃ガン患者はわずか10歳だった。

  中国医師協会の楊鏡秘書長によると、各種のガンの中で胃ガンは最もよく見られるガンの一つだという。胃ガンの治療は初期と末期では効果が大きく異なる。初期の胃ガンは手術後5年の生存率が90~95%だが、末期に至ると治療の効果はよくないという。 

  「人民網日本語版」2008年6月24日
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