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中・豪科学者 苦瓜の血糖値下降作用を研究
発信時間: 2008-03-24 | チャイナネット
  中国科学院上海薬物研究所とオーストラリアのガーヴァン医学研究所の研究協力で、このほど、苦瓜の中にいくつかの糖尿病治療に応用可能な活性化学合成成分が含まれることが発見された。この共同研究の結果は国際的に著名な学術誌「化学と生物」誌の最新号に発表された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

  苦瓜は漢方医学で使用されてすでに数百年の歴史があり、最も古い記録では明代の蘭茂が編集した「テン南本草」に記載されている。近代では、苦瓜の化学成分およびその薬理活性に関する研究が非常に多いものの、その中の主として糖分を減少させる活性化学物質やその作用メカニズムはまだ解明されていなかった。中国科学院上海薬物研究所の葉陽研究員のチームは文献や先人の研究成果を詳細に総括するなど多年の研究を経て、苦瓜の中から一連の新たな自然科学成分を分離・鑑定し、ガーヴァン研究所と協力して、細胞と動物レベルで、植物中におけるこれら自然成分が血糖を下げる活性を持っていることを初めて明らかにした。 

  ※「テン南本草」のテンはさんずいに「真」

  「人民網日本語版」2008年3月24日

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