ホーム>>文化>>保健養生
WHO専門家:中国の鍼灸は国際的に公認
発信時間: 2008-07-04 | チャイナネット

世界保健機関(WHO)はこのほど、「鍼灸経穴部位の国際標準書」(以下「国際標準」)を発表した。これを受け、韓国の韓医協会はただちに「この国際標準で人体の鍼を打つ経穴361カ所が確定。うち99%が韓国の経穴を採用した。事実上、韓方医学の鍼灸術が国際標準となった」と表明した。この内容が報道されると、韓国の専門家から厳しい非難が起こった。韓医協会も間接的に自らの誇張表現を認めたものの、公には誤りを訂正していない。「生命時報」が伝えた。

WHO伝統医学協力センターのダニエラ博士によると、WHOは06年11月初旬、日本の筑波市で国際会議を開催し、中日韓三国の鍼灸学会の代表は鍼灸学の古典著作である中国の「鍼灸甲乙経」を基礎とし、国際標準化を実現することで一致した。「WHOは筑波会議の前にも多数の経穴の標準を明確にしており、その90%は中国の専門家の案を採用している。中国の鍼灸は国際的に公認された地位を確立している」とダニエラ博士は強調する。大韓医師協会所属の医療一元化特別委員会は「伝統医学においては、中国はずっと宗主国であり、鍼灸学もその例外ではない。韓医協会が発表した『韓国の鍼灸術が中国を圧倒して世界標準に』の報道はまったくのでっちあげだ」と指摘し、韓医協会に自らの誤った行為を訂正するよう促している。

「人民網日本語版」2008年7月4日

  関連記事

· 「西蔵紀行」(28)世界が認める蔵医学(動画)

· チベット医学現代化研究プロジェクトに国から資金援助

· 中国医学系医療サービス体制が整備 国際交流も拡大

· 中国医学基金成立20周年、ヨード欠乏病撲滅に貢献

· WHO 初の漢方医学用語の国際基準を発表

  同コラムの最新記事

· 専門家の分析 若年層で胃ガンのリスクが増加

· 北京ダックを食べると心臓病による死亡率が低下

· 端午節、習わしに隠された防疫効果

· スポーツ後の適度なビール、疲労回復効果あり

· 中・豪科学者 苦瓜の血糖値下降作用を研究