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ユニークな90年代生まれが大学生に(2) |
発信時間: 2008-09-02 | チャイナネット |
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▽トランクと手提げバッグが「標準装備」に どんなに個性的で奇抜なファッションをしている90年代生まれ大学生も、ここというツボを抑えることは忘れない。しかし、80年代生まれや70年代生まれが入学してきた時には、バッグの大きさや種類はさまざまだった。一方、90年代生まれ学生は明らかに、「遠出する」ことに慣れっこになっている。 城市大学学生の李嘉明君は、「見てごらんよ。誰もがトランクと手提げバッグ姿だ。これは、遠出する時のスタイルだよ」と語り、このような「同じ装備」こそが、新鮮な気持ちを失う原因だと指摘する。 再び広大な大学キャンパスに目をやると、アディダス、ナイキ、コンバースの手提げバッグはまるで、ほぼ全ての男子学生にとって登校時の必需品のようだ。李君の後ろを歩く両親は、身軽な格好で入学登録を行う学生達の様子を見ながら、「これでいいのです。子供には自分で解決する能力があります」と語った。同時に、大小多くの荷物を両手に抱えておたおたしていた自分達の頃を思い出し、感嘆した様子だった。 ▽スキンケア用品に夢中の男子学生 廊坊東方大学城の男子学生寮にあるスキンケア用品が、多くの学生、保護者、先生の論議を引き起こした。某大学でコンピュータを専攻する新入生・李航君は、ニベアの男性用洗顔クリーム、エリザベス・アーデンの乳液、ドクター・リーのハンドクリームなどの小物を小さい棚に並べ、学友から敬服の眼差し、あるいは軽蔑の眼差しを向けられている。 このような状況はこれまで、ごく一部の男子学生の変わった好みにすぎなかった。しかし、李君の住む寮の隣の男子寮でも、ブランドの洗顔クリームや化粧水を持っている男性は少なくない。李君が住む5号棟で、棚に歯磨きとシャンプーしかない男子学生はたったの2割しかいない。大まかな統計によると、90年代生まれの男子大学1年生が自分で用意する日用品のうち、男性用洗顔クリーム、男性用リップクリーム、油取り紙に特に人気が集中している。 寮の管理人は、「男子学生寮が出すゴミは、女子学生とそう違わなくなりました」と嘆く。いまどきの男子学生は、女子学生に引けを取らないくらい凝ったファッションを楽しんでいる。 「人民網日本語版」 2008年09月02日 |
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