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ユニークな90年代生まれが大学生に(3)  
発信時間: 2008-09-02 | チャイナネット

▽しっかり独立

親:「『皆と仲良くなれない』ということはない」

8月31日午後2時、中国人民大学の新入生に対する英語のクラス分けテストが始まった。学生達が一斉に試験会場に入った後、数人の親が校舎の外で待っていた。湖南から来たコン夫妻は、「娘が勉強で忙しい時には、洗濯は全部私たちがやろうとします。しかし、娘は私たちの仕事を奪うように手伝ってくれます」と語る。彼らは、大学で新入生軍事訓練が始まる9月5日に、北京を離れ帰る予定という。同氏は、子供が大学での学習や生活に適応できるかどうかについて、「高校時代も寄宿していたため、しっかり自立しています。学友との交友関係も良く、世間でよく言われているように、『90年代生まれは自分のことしか考えず、周りとうまくやっていけない』ということはないでしょう」と述べた。

教師:「勉強一筋ではない」

中国人民大学で新入生入学登録を担当する張傑先生によると、多くの90年代生まれ学生は、自分の荷物は自分で持ち、自分で各種登録手続きを済ませているという。そして、「この世代の子供達は、決して勉強一筋ではなく、非常に広い視野を持っている。ネットワーク、旅行、人との豊かな交流によって、90年代生まれ大学生は、社会や未来に対する目標をより明確なものとしている」という見解を示す。

張先生はまた、「90年代生まれ大学生は入学前に、共同で洗濯機や延長コードを買うことを考えています。彼らはこれらの情報をネットから入手しています」と語る。70年代生まれや80年代生まれの新入生と比べ、90年代生まれは「転ばぬ先の杖」を考えていると指摘する。豊かな旅行経験、ネットワーク知識そして各分野の情報のおかげで、90年代生まれは何か問題に遭遇しても、適切な解決方法をしっかり考える能力があるという。

「人民網日本語版」 2008年09月02日

 

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