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少数民族の中秋節の過ごし方
発信時間: 2008-09-05 | チャイナネット

タイ族の「拝月」

 

雲南省に住むタイ族には、中秋節の夜、「拝月」、つまり中秋の名月に向かって礼拝する習慣がある。

タイ族の言い伝えでは、名月は天の三番目の息子岩尖が生まれ変わったものとされている。岩尖は、勇敢な青年で、かつてタイ族を率いて敵を打ち負かしたことがあり、タイ族の人々から尊敬されていた。彼は亡くなった後、柔らかな光を放つ名月となり、闇の中にいるタイ族に光明をもたらしている。

中秋節の日、タイ族の若い男性たちは、朝早く起きて山を登り、鳥を狩り、女性たちは、川や海に行って魚を取り、豪華な夕食を作る。さらに食卓の四つの角に、もち米で作ったお餅を置き、その上に線香を立てます。月が出ると、線香に火を点し、家族全員で名月に向かって礼拝をする。その後、岩尖に敬意を表すため、空に向けて鉄砲を一回撃つ。それから、一家で食卓を囲み、食事をしたり、おしゃべりをしたりして楽しいひと時を過ごす。

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