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戚院士が語る「神舟7号」の秘話(1)船外活動は任務遂行のため |
発信時間: 2008-09-23 | チャイナネット |
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「神舟1号」から「神舟5号」までの総設計師、「神舟6号」と「神舟7号」の総設計師顧問である、中国工程院の戚発靭・院士が、有人宇宙船「神舟7号」打ち上げに関する秘話を神舟ホテルで行った特別インタビューで語ってくれた。 ▽船外に出るのは任務遂行のため 今回宇宙飛行士は船外に出て一体何をするのかという質問に対し、「船外に出るのはもちろん任務遂行のため」と戚院士は答え、当初宇宙飛行士が船外に出て船外に掲げた国旗を取り込むよう提起していたことを告白。その後の試行錯誤の末、関係部門は船外で宇宙飛行士が観測実験に取り組むことを決定した。「国旗を取り込むのも、実験を行うのも、全て任務だ。単に船外に出て、宇宙遊泳ができる能力を証明するのが目的ではない」と発言した。 宇宙飛行士は船外に出て一体「宇宙遊泳する」のか?「ロープに沿って歩く」のか?と最近あるメディアが報道した。これに対し、戚院士は正確には両方共違う。宇宙遊泳するとは宇宙飛行士が自由自在に宇宙で歩く状態を指すが、無重力の状況下では現実的に不可能だ。人が歩こうとすると、すぐに浮かんでしまう。ロープに沿って歩くのも不適切だ。 今回の船外活動では、宇宙飛行士は片手で船体の取っ手を持ち、片手で実験を行う。雑技団が演技をする時のように万が一の時のために身体にロープが縛られる。
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