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25トン搭載可能のロケットが2013年に打ち上げへ
発信時間: 2008-11-03 | チャイナネット
 中国で目下最新のキャリアロケットの搭載量は9.5トンだが、現在開発中のキャリアロケット「長征5号」はなんと25トンまで搭載可能だ。珠海で開催中の第7回中国国際航空航天(宇宙)博覧会の中国航天科技集団展示館で2日、まもなく投入される「長征5号」の模型が披露され、担当者が「2013年にこのロケットの初打ち上げが行われる」と紹介した。

 現在使われているロケット燃料と異なるのは、メインエンジンに酸素と水素を組み合わせた方法を用い、ブースターには液体酸素と石油燃料が使われ、どれも有害物質を発生しないという点だ。

 また、「長征5号」の中心部分の直径は5メートルもあるため、鉄道や陸路から西昌・酒泉・太原の衛星発射センターに輸送するのは難しい。そのため、新しく建設された海南文昌の衛星発射センターに特製の輸送船で運ばれる予定だ。

 2013年の打ち上げが成功すれば、20トン級の宇宙ステーションや大型宇宙望遠鏡、帰還式の月探査機、深宇宙探査機、超重量型応用衛星などの打ち上げが可能となる。(編集KA)

 「人民網日本語版」2008年11月3日
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