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世界の約3分の1の人が漢方医学による治療を受診
発信時間: 2008-11-11 | チャイナネット

世界保健機関(WHO)の伝統医薬大会で国家中医薬管理局は10日、世界の約140の国や地域には、20万人が働く800万カ所の漢方医学の機関があり、毎年、現地の3割の人と華人の7割の人が漢方薬による治療を受け、世界の3分の1の人が針灸やマッサージ、生薬などの漢方医学の医療を受診していると発表した。

同局によると、漢方医学が国際社会に与える影響は日増し拡大しており、中国は現在、70余りの国と漢方医薬など94の政府間協議を結んでいる。そのうち漢方医特別協議は45で、医療、科学研究、教育、産業、管理などの面に及ぶ。

すでに中国は47の医療援助チームを外国に派遣しており、その中で漢方医療関係者は延べ400人余り。漢方薬の製品も約160の国や地域に輸出している。

中国大陸部のほとんどの漢方医大学は、研修生、本科生、院生、博士課程などに外国人留学生を受け入れている。漢方医学を学ぶ留学生は、自然科学を勉強するために中国に来た留学生の中で一番多い。

WHO は中国の漢方医学の発展を高く評価し、伝統医学を国の医療体系に組入れる中国の方法を優秀な手本として、他の加盟国に推薦している。

またWHOは中国に伝統医療協力センターを7カ所設置し、「2008年から2013年世界保健機関と中国国家協力戦略」に、初めて漢方医学を加えた。そして漢方医学の治療法はさらに広く応用できる可能性があり、健康サービスのシステムに組み入れることもできると強調している。

「チャイナネット」2008/11/11

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