ホーム>>文化>>考古学
江西省 民家で清代の彩色画200点以上を発見
発信時間: 2008-12-01 | チャイナネット
 
 

 

 
 
 江西省遂川県草林鎮悠湖村の古い民家で11月30日、清代の彩色画200点以上が発見された。彩色画はそれぞれ民家の正面ホール、母屋の前方両側の棟、廊下の天井部分、軒部分などから発見された。形は円形、長方形、扇形、桃の形など様々で、絵の内容は、人物、山水、花、鳥、虫、魚、歴史物語、民間の伝説、詩の挿絵など。絵はリアルに描かれ、構図、間隔、色彩などはすばらしく、深い寓意が込められており、福、禄、寿、真、善、美などの伝統文化を表したものとなっている。

 鑑定の結果、これらの絵は今から199年前の清代1809年に描かれたものであることがわかった。これらの絵から、当時の家の主人の豊かさ、気概、華麗な生活の様子が伺える。民家からこれほど多くの、保存状態がよい彩色画が見つかるのはめずらしいという。(編集SN)

 「人民網日本語版」 2008年12月01日
  関連記事
  同コラムの最新記事

· 最古のカメ類化石が発見 進化の謎を解く大きな手がかり

· 唐朝が滅びた原因は気候変動?

· 京杭運河で明代に作られた「閘門」を発見

· 釈迦の頭蓋骨の舎利が入った「七宝アショーカ王塔」の姿が明らかに

· 74年前の日本の神社の石碑を発掘 瀋陽