▽丑年が世界に希望をもたらすよう期待
フランス・パリで今年行われた春節仮装パレードは、市庁舎広場から出発した。チャイナ服、腰鼓、龍舞・獅子舞など、新年を祝う独特の演技を観て、フランス人の興奮は最高潮に達した。スーザンと名乗る女性は、「多彩極まる春節祝賀イベントは、人々の目を眩ませるようなすばらしい内容ばかりで、最高に味わい深いものです」とやや興奮気味に語った。彼女は以前、パリに住む華人の友達宅で春節を過ごしたことがあるという。春聯(縁起のいい対句)を玄関に貼り、爆竹を鳴らし、お年玉をあげ、除夜の晩餐を食べるなど、すべてが彼女にとっては目新しく、神秘と暖かみを感じさせるものだった。この経験から、数多くの中国人が、春節前に急ぎ足で実家に戻り、新年を祝う理由が理解できたという。
心療内科医を定年退職したクリスティーナさん(72歳)は、中国を訪れた経験はないが、今年が中国の丑年で、1月26日が春節だということを知っている。彼女は、「ますます多くのベルギー人が中国の春節を知るようになり、祝賀イベントに参加して、大いに楽しみたいと思っています。春節の由来については知りませんが、人々が春節を祝う際に、より素晴らしい未来を願うことは理解しています。これも、私たちの心にマッチするものです」とコメントした。
▽中国文化の神髄を体現
メキシコシティでの今年の春節祝賀ムードは、第2回春節山車パレードで最高潮の盛り上がりを見せた。イーマン氏は、「このパレードは、新年を祝うためのものでしょう?春と何の関係があるのですか?」と驚きを隠せない様子で記者に尋ねた。中国の春節は旧正月だという事実を知った同氏は、「そういえば、メキシコのお正月と中国のお正月は時期が違うと聞いたことがあります。中国人は太陰暦を、メキシコ人は太陽暦を用いているのですね」と納得した。
昨年、北京を訪れオリンピックを観戦したというアーネストさんは、次のように語る。
メキシコ人は祝日を祝うことが大好きな国民です。メキシコで中国の春節を祝うことで、メキシコ人にとってまた一つ、お祭りのチャンスが増えました。春節にメキシコシティで行われる山車パレードは、「メキシコ人にとって、多彩で内容豊かな中国文化に接する絶好のチャンス」です。
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