人の急所を狙う攻撃的な武術
蔡さんは、「もし1分間、『解穴』しなかったら、あなたは床に倒れ、もし5分間だったなら重大な損傷を負ったでしょう。『点穴』は攻撃的な武術で、人の36カ所の急所を狙い、もし『解穴』しまいと、相手は大きな損傷を受けます。また『点穴』を衝かれた人は大きな痛みに襲われますが、病院では治らず、無謀にマッサージなどをすると病状が悪化するのです。私はさっき指に力を入れてあなたのつぼを押しましたが、もし私が触るとか揉むという方法を使ったなら、あなたの体への損傷はさらに大きくなったでしょう。『点穴』の上手な人につぼを押されると、その時は痛みを感じなくても、数週間後に痛みが強くなります。そのため『点穴』の達人たちは、知らない人と握手はせず、知り合いともただ相手の指を軽く握るだけです」と話す。
カンフー小説で有名な作家の金庸氏は、蔡さんに「点穴」について詳しく尋ね、見せてもらったこともある。金庸氏の小説では、所々「点穴」に触れている場面があるが、「点穴」を衝かれた人は動くことはできないが、話すことはできる。しかし実際に「点穴」を衝かれた場合は、話さえできないということに金庸氏はすごく驚いたという。
「チャイナネット」2009年2月24日
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