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唐の詩人杜牧の宮怨詩『秋夕』も、ひじょうにすぐれている。
紅燭秋光冷画屏 紅燭秋光は絵屏風に冷たく
軽羅小扇撲流蛍 軽衣をまとい小扇にて蛍を追う
天階夜色涼如水 天階の夜色は水の如く涼し
坐看牽牛織女星 坐して看る牽牛織女の星
七夕の夜、宮女の身にとっては、この一年に一度の会う瀬にさえ恵まれていないのだ。詩の中には直接に宮女の悲しみをうたっていないが、いくつかの冷たい画面を詠うことによって、かの女たちの深い悲しみを伝えている。
「チャイナネット」 2009年8月25日
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