中国初の国産大型旅客機C919型の外観試作機が9月上旬に香港で展示される。国際市場にC919型がお目見えするのは初めて。香港中通社の報道として科技網が26日伝えた。
中国商用飛機有限責任公司は24日、今年の「アジア国際航空展覧会およびフォーラム」で注目を集める大型旅客機C919型の外観試作機を展示することを明らかにした。
C919計画は昨年1月にスタート。座席数150席レベルのC919型機は、アジアや欧米など各国のパートナーと提携して開発が進められる。第1号の旅客機は2016年に引き渡され、その後、長距離航空機や貨物機、ビジネスジェット機の開発も進められる計画だ。
中国商用飛機有限責任公司のトップは以前メディアに「C919」命名の由来を紹介したことがある。それによると、「C」はChinaと同社の英名COMACの頭文字であると同時に、中国がAirbus(エアバス)、Boeing(ボーイング)のABに続くCになるべく、大型旅客機の国際市場に打って出る意気込みを表している。そして、最初の「9」は「永久の不変」を、「19」は最大座席数190席を意味する。
今年のアジア国際航空展覧会は9月8日から10日まで香港で開催予定。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年8月26日