1949年11月7日、中国東部を横断する大動脈――隴海鉄道（陝西省宝鶏市＝江蘇省連雲港市）が開通、総延長1226キロ。

1950年8月1日、中国の民間航空業が正式に運営。

1952年3月8日、中国初の女性パイロットが巣立つ。

1954年1月28日、北京＝モスクワ直通旅客列車が運営を開始。

1954年3月20日、中国が自力で建造した、当時最大の河川航行客船「民衆」号が進水。この船は4層の船室があり、947人の旅客と300トンの貨物を運ぶことができる。

1954年5月13日、中国初の大型渓谷ダム――北京官庁ダムが完工。1955年12月27日、ダムのそばに設置され、中国が自主設計し建造した最初のオートメ化水力発電所――官庁水力発電所が発電を始める。

1954年12月25日、青海－チベット自動車道路が開通。東は青海省西寧市から西はゴルムドを経てチベット自治区に入り、総延長2100キロ、全コースが海抜4000メートル以上。この道路の開通で、民族間の団結の強化、祖国統一の擁護、青海・チベット地域の経済の発展を促進する上で、重要な役割を果たすことになった。

1955年3月21日、中国は初めて3億年前の古生物化石を発見。

1955年10月、コラマイ油田の開発が始まる。コラマイ油田は中国新疆ウイグル自治区ジュンガル盆地の西北に位置し、新中国成立後に発見された最初の大油田である。大慶油田が開発される前の中国最大の油田であった。

1956年4月23日、中国最初の国産ジェット戦闘機の試作に成功。

1956年7月13日、中国最初の自動車、（「解放」ブランド）が試生産に成功。

1956年9月8日、中国は新型ジェット機の試作に成功。

1957年4月13日、新中国が黄河流域に建設した最初の大型水利施設――三門峡水利中枢プロジェクトが着工。同プロジェクトは1958年12月に堰止めをおこない、1960年9月にほぼ完成。1973年に最初の国産水力タービンで発電を開始し、1978年末には5基の発電ユニットが全部操業。