中国大陸部最大の工業設計産業基地「広東工業設計城」が7日、広東省順徳区に誕生した。中国新聞社が7日伝えた。
広東省経済貿易委員会と順徳区政府は先ごろ「広東工業設計城建設に関する協力協議」を取り交わした。広東省が順徳区に地級市の一部の権限を与えて以降、省と区が協力する初めてのプロジェクトとなる。
梁維東区長によると、「広東工業設計城」はすでに運営を始めた「順徳工業設計パーク」を土台に計画・建設される、工業設計・教育研修・生活施設・サービス普及を一体化した総合実験エリア。総面積は2.8平方キロメートルで、広東と香港の工業設計資源の強みを統合し、香港生産力促進局や香港理工大学設計学院などの高等教育機関と協力して工業設計に関する教育・研修サービスのプラットフォームを築き、中国の工業設計界の中核となる人材を育成する考えだ。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年9月8日