エアバス天津組立ラインで組み立てられた4機目のA320シリーズ機が3日、中国東方航空株式有限公司に引き渡された。東方航空が中国で組み立てられたエアバスA320型機を導入したのはこれが初めてとなる。新華網が3日に伝えた。
同機種はビジネスクラス8座席とエコノミークラス150座席を有する。東方航空は1985年、中国の航空会社として初めてエアバス機(A310型機)を導入しており、現在中国およびアジア太平洋地域で最も多くのエアバス機を所有している。現在はエアバス機147機を所有しており、うちA320シリーズは107機。
現在、天津組立ラインで組み立てられているエアバスA320シリーズはA320とA319の2種類だ。エアバス天津組立ラインは今年11機のA320シリーズ機を組み立てる予定で、そのうちA320型機は7機、A319型機は4機。今後は生産量を絶えず増加させ、2011年には毎月4機、年間48機を組み立てる予定だ。(編集SN)
「人民網日本語版」 2009年9月4日