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新ロケット「長征6号」の研究開発がスタート
発信時間: 2009-09-03 | チャイナネット

 

「中国航天報」紙は3日、中国の関連機関はロケット「長征6号」のプロジェクトを批准し、それを担当する中国航天科学技術グループ傘下の第8研究院が正式に研究開発をスタートさせて、2013年には完成の見通しだと伝えた。

「長征6号」は無毒でクリーンな中国の新世代ロケット。多くの新技術は国内では初めて使用され、研究や製造の難易度は非常に高い。

第8研究院は2000年から、中国新世代ロケットの相対的な計画や論拠、鍵となる技術の難関に取り組む作業を展開してきた。そして2008年7月に中国航天科学技術グループが「長征6号」の研究開発を第8研究院に決定すると、第8研究院はすぐに研究・製造チームを編成し、プロジェクトを立てるための様々な調整や論拠、計画を全面的に行っていた。

第8研究院はすでに全体の計画や論拠を完成させており、研究開発の全プロセスの手配もはっきり決め、各システムの責任者を明らかにしている。そして基本的に各サブシステム関連の主な技術プランも決まり、技術面での重要問題に取り組んで、鍵となるロケット主体の研究・製造を進めている。

「チャイナネット」 2009年9月3日

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