ホーム>>文化>>科学技術
「長征3号」が打ち上げ失敗の衛星 軌道修正に成功
発信時間: 2009-09-03 | チャイナネット

2四川省西昌衛星打ち上げセンターでは、8月31日の午後5時28分にインドネシアの通信衛星「Palapa-D」を搭載した「長征3号乙」ロケットの打ち上げが行われた。点火やロケットの1・2段目の飛行、3段目の第1回目の点火は正常だったが、2回目の点火ではエンジンの推進力が弱く、遠地点が予定値を下回った。

8月31日午後10時頃には通信衛星「Palapa-D」との通信が回復し、9月1日には近地点軌道修正が成功して正常な状態を保っている。

「長征3号乙」は、中国宇宙航空科学技術グループ傘下の中国ロケット技術研究院が製造したもので、「長征」シリーズの中では静止トランスファー軌道投入能力が最大のロケットである。

「チャイナネット」 2009年9月3日

 

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 国産大型旅客機「C919」、機首のプロトタイプ製造がスタート

· 打ち上げに失敗のインドネシア衛星、軌道修正可能

· 中英の科学者 人類の進化の速度を測定

· 中国初の宇宙ステーション、2020年ごろ打ち上げへ

· 中米、世界最大の天体望遠鏡建設を協議