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国産大型水陸両用機の開発へ
発信時間: 2009-09-08 | チャイナネット

国家航空工業重大プロジェクト、消火活動や水上救援に役立てられる大型水陸両用機の開発プロジェクトが5日、湖北省荊門市で本格的に始動した。中国における大型水陸両用機開発の空白を埋め、知的財産権をもつ独自の設計・開発体系を構築し、水上航空機の設計・製造および産業化の能力を全面的に高めることになる。

今回湖北省で始まった大型水陸両用機プロジェクトは、中国航空工業集団特殊飛行器研究所が開発と設計を手がけ、国内外の航空機メーカーと協力して完成させる。この世界最大の水陸両用機に数えられる、消火活動や水上救援用の大型水陸両用機は2013年に第1号機の初フライトを行い、2014年には中国民用航空局の型番合格証を取得する計画。

この航空機は4発ターボプロップ機で、水陸両用で積載量が大きく、航続距離が長く、上昇限界高度が最適で速度範囲も広く、超低空飛行の性能がいいなど多くの特徴を持つ。特に、火災状況の観測や森林消火、海上遭難捜索・救援、海洋環境観測・保護、海洋権益の保護など緊急救援作業に適している。

 

「人民網日本語版」2009年9月7日

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