科技部がこのほど発表した国家自主革新製品の認定結果によると、初の国家自主革新製品に認定された243項目のうち、中関村科技パークの製品が51項目と全国で最も多く、全体の約21%を占めた。中国網が10日伝えた。
今回、国家自主革新製品リストに登録された中関村の企業が手がける業務は、集積回路・ソフトウェア・医療器械・省エネ・環境保護・新素材・先進製造・コンピュータなど多岐にわたる。
国家自主革新製品リストに登録された51の製品を製造するメーカーのうち、12社はすでに中関村の自主革新製品を対象にした「政府調達調印大会」で契約を取り交わしている。この12の契約事業に関連する総投資額は26億3600万元にのぼり、契約総額は4億7800万元と、総投資額の18.13%を占める。
現在、中関村科技パークには国内外の上場企業115社が拠点を構え、IPO(新規株式公開)総融資額は1000億元近くにのぼる。中関村の株式譲渡業務代行の試行に83社が参加し、年内には80社以上の上場が見込まれる。
中関村に拠点を置く企業はこれまでに12項目で「科技進歩賞」の一等賞を獲得し、国際基準を主導している製品は20項目、国家基準だと150項目余りに達する。昨年のハイテク企業の特許申請数は1万6000件だった。中関村の毎年の技術取引額は全国の4分の1を占め、そのうちの60%以上が北京以外の地域にアウトプットされている。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年9月10日