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遼寧省で世界最古のティラノサウルスの化石が出土
発信時間: 2009-09-14 | チャイナネット

 

ティラノサウルスの3分の1の頭骨の化石(9月13日撮影)

世界最古のティラノサウルスの化石が、遼寧省の朝陽市内で出土した。初歩的な研究では、この巨大なティラノサウルスは1億2000万年前の早白亜紀に生息していたとみられ、北米やモンゴルなどで発見された同種のティラノサウルスより約5000万年早いという。また頭骨の大きさがら体長は約10メートルと推定されている。

 

ティラノサウルスの化石が出土した現場では、もう1頭の大型恐竜の足の骨が見つかった(9月13日撮影)

 

姫書安研究員は13日の取材で「1980年代から朝陽市内では続々と中生代白亜紀の様々な鳥や動物、植物の化石が見つかっており、その数の多さと種類の豊富さに世界の注目が集まっている。また今回の世界最古のティラノサウルスの化石発見には驚喜し、これからもさらに多くのティラノサウルスや、その他の大型恐竜の化石が発見される可能性がある」と話している。

「チャイナネット」 2009年9月14日

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