ホーム>>文化>>科学技術
海底ケーブル破損時の位置検索システムを開発
発信時間: 2009-09-16 | チャイナネット

 国家科学技術サポートプロジェクトの支持の下、寧波諾可電子科技発展有限公司はこのほど、中国初となる海底ケーブル破損時の安全警報、位置情報検索システムの開発に成功した。同システムはこのほど、国内の専門家による検証を通過している。科学技術部のウェブサイトが16日に伝えた。

 同システムは全天候対応型で、海底ケーブルの安全状況をオンライン・リアルタイムで監視することができる。ケーブルが損傷を受けた場合は、ケーブル周囲の環境の変化と、損傷の具体的位置(誤差は50メートル以内)を3秒以内に判断できる。海底ケーブルの監視距離は50キロメートルに達し、正確な判断・分析ができるほか、警報・位置情報検索機能を持つ。同システムの完成は、海底ケーブル敷設・運営における破損解決にとって大きな意義を持ち、国内の空白分野を埋め、少数の国が同分野の技術を独占していた状況を打ち破った。同システムは国際的にも先進レベルを持っている。(編集SN)

 「人民網日本語版」 2009年9月16日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国4カ所目の衛星発射センター、海南省で着工

· 中国企業、光海底ケーブル市場に進出へ

· 内蒙古で世界最大の太陽光発電所を建設へ

· 中国のハイブリッド米、毎年7千万人分の食糧に

· 高世代液晶パネル事業が昆山でスタート